<大阪ガス>ロボットでガス管点検 阪大と共同開発(毎日新聞)

 大阪ガスは15日、ガス管を点検するロボットを大阪大学と共同開発し、15年度にも実用化する方針を明らかにした。ガス管内を自走する点検ロボットの開発は全国のガス会社で初めて。都市ガス各社は老朽化で腐食した地下のガス管の更新を進めているが、点検には路面を掘る工事が必要で、なかなか進んでいない。ガス管内を移動しながら内部の画像を送信するロボットを開発すれば、腐食個所を容易に特定でき、早期の対策が可能になる。

 大阪大大学院工学研究科の大須賀公一教授と大阪ガスが共同開発。ロボットは、ステンレス板をらせん状に巻いてできた紡錘形のバネ状の躯体(くたい)に小型モーターとタイヤを装着。幅約17センチ、長さ約1メートルで、バネがガス管の内壁に張りつきながら進み、管のつなぎ目や曲がった個所でもスムーズに移動できるという。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、ガス管の老朽化による腐食で起きたガス漏れ事故は08年に全国で約40件。ガス管のトラブルによる事故全体の約3割を占め、増加傾向にある。【清水直樹】

【関連ニュース】
大商:会頭に佐藤茂雄・京阪電鉄CEO
癒やしロボ:介護に活躍 呼び掛けに反応、お年寄り笑顔
けいざいフラッシュ:大商会頭に佐藤・京阪電鉄CEO
大阪ガス・リビング事業部商品開発チーム、上田奈穂さん
<ロボット>脳波で操作 二足歩行ロボットの格闘技大会に出場

個所付け問題 小沢氏「あれはまずい」(産経新聞)
認知症の専門医「全然足りない」―武田認知症対策専門官(医療介護CBニュース)
プリウス2台、ハンドル内部でナット脱落(読売新聞)
時効撤廃、改正後に迅速施行=法務省(時事通信)
事故後も飲酒、42歳男を逮捕=男児ら負傷、危険運転致傷容疑−福岡県警(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。